車両対策による安全への取り組みSocial:社会

交通事故につながる車両不備を未然に防ぐため、万全な車両管理体制で、安全への取り組みを推進しています。

徹底した車両整備により事故発生を抑制

車両の整備を徹底することで、車両不備による事故の発生を未然に防ぐとともに、十分な点検整備が環境負荷低減につながっています。
車両運行前に乗車するドライバーが日常点検を行うだけでなく、徹底した定期点検と予防整備を実施しています。
当グループの車両整備を担うSGモータースは2023年6月現在、全国で17営業所22カ所の整備工場を所有し、点検・整備を実施しています。

SGモータース車両整備ネットワーク

360度ドライブレコーダーを活用した安全運転指導

360度撮影可能なドライブレコーダーを利用して安全運転確認を行います。
管理者は録画映像をもとに安全運転実施状況を確認し、ドライバーに対して適切な指導を実施します。

障害物検知による後退事故抑止

後退時、車両後部に取り付けたソナーが障害物を検知した際に、距離により変化する警告音とモニターへの距離表示により、ドライバーに注意を促し、障害物の見落としによる後退事故を防止しています。

ヒヤリ・ハット体験を安全教育に有効活用

運転中に「ヒヤリ、ハット」した体験などが記録された危険映像を、ドライバー教育にも活用しています。また、参考になる映像をドライバーが共有し、ともに安全対策を考えるなどのディスカッションにも活かされています。

幹線輸送の安全確保

佐川急便では幹線輸送の安全確保と、協力会社を含めたドライバーの志気の向上を目的にさまざまな取り組みを行っています。

幹線輸送安全パトロール

長距離運行をする幹線輸送ドライバーの交通事故と車両故障の未然防止を目的に、「佐川急便幹線輸送安全パトロール」を年1回実施しています。
2019年度は全国主要高速道路のSA/PAにて、車両点検やアルコールチェックを1,884台実施、車両事故、車両故障の未然防止に向けた意識向上を図りました。

幹線協力会社安全セミナーの開催

佐川急便は、幹線輸送も関わる協力会社の経営者を対象にセミナーを開催しています。2019年度は約200名に参加いただきました。

幹線輸送ターミナル点検

ドライバーの安全意識の向上を目的に、幹線輸送の車両が着車する全拠点にて、所長や管理者が協力会社の社員と専用チェックシートを用いて車両点検を行います。2019年度は4,742台実施いたしました。

  • 新型コロナウイルス感染拡大にともない、2020年度より「幹線輸送安全パトロール」「幹線協力会社安全セミナー」「幹線輸送ターミナル点検」の実施は休止しています。

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