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運輸安全マネジメントに係る情報の公開

運輸安全マネジメントに係る情報の公開について、貨物自動車運送事業法第24条3項および貨物自動車運送事業輸送安全規則第2条8項に基づき行います。

1.輸送の安全に関する基本的な方針

  1. SGホールディングスグループの企業理念のもと、行動憲章に基づきグループ企業が密接に協力し、人命を第一として従業員が一丸となって絶えず輸送の安全性の向上に努めます。
  2. 経営者は、輸送の安全確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、社内において輸送の安全確保を主導します。また、従業員に対し輸送の安全確保が最も重要であるという意識を徹底させます。
  3. 安全マネジメントを確実に実施し、安全最優先で業務を遂行します。
  4. 協力会社を利用する場合にあっては、当該事業者の輸送の安全確保を阻害するような行為を行いません。また、協力会社の輸送の安全の向上に協力するよう努めます。
  5. 輸送の安全に関する情報を公表します。

2.輸送の安全に関する目標および当該目標の達成状況

項目

交通事故抑止指数

目標

3.794

結果

3.556

指数:1,000台あたりの事故発生率

3.自動車事故報告規則第2条に規定する事故に関する統計

2024年度に自動車事故報告規則により報告した事故

区分

件数

前年差異

死傷事故

8件

+6

転落・転覆

1件

-4

車両火災

2件

±0

車両故障

1件

+1

その他

2件

-1

合計

14件

+2

被害事故を除く

4.輸送の安全に関する組織体制および指揮命令系統

佐川急便は、全国を18支店に分け、各支店に支店長を配置、経営者から現場までが一体となって輸送の安全確保に取り組んでいます。

また、支店長、営業所管部署の長および輸送ネットワーク所管部署の長を委員とした「安全対策委員会」を設置(委員会事務局 安全推進部)し、安全会議の中で、安全活動や交通事故の発生状況を報告、安全確保に係る課題や施策を討議しています。

安全管理組織体制図

輸送の安全に関する組織体制および指揮命令系統を示した安全管理組織体制図です。図の右上に、上向き矢印は「現場の声・意見の反映」、下向き矢印は「指揮命令・指導」と説明があります。最上部に「取締役会」があり、その下に下向きと上向きの矢印があり「安全対策委員会」による「安全会議」があります。「安全会議」からさらに下向きと上向きの矢印があり「安全検討会」と「安全推進会議」があり「安全に係るあらゆる議題を検討」と示されています。さらに下向きと上向きの矢印があり、支店にて行われる「所長会議」「安全推進会議」があり、更に下向きと上向きの矢印で、営業所に配置される「所長」「運行管理者 貨物軽自動車安全管理者」「整備管理者」「運転者」が記載されています。

5.輸送の安全に関する重点施策等

安全管理規程第6条(輸送の安全に関する重点施策等)に定める輸送の安全に関する重点施策等は、輸送の安全に関する方針および目的に基づき、次のとおり遂行する。

  1. 交差点事故・自動車事故報告規則に準ずる事故等の抑止

  2. 指定場所一時不停止等違反の抑止

  3. 携帯電話使用等違反の抑止

事業用車両によるもの

6.輸送の安全に関する計画

佐川急便は、交通事故を未然防止するため、「貨物自動車運送事業輸送安全規則」および「貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導および監督の指針(平成13年8月20日 国土交通省告示第1366号 ※平成30年6月1日改正)」に基づき、「輸送安全対策」年間計画を策定し、月々の対策を推進しています。

営業所においてはこの計画を基に、地域の気候、交通事情等の特性に合わせて、運転者に対する指導を行っています。

また、運輸安全マネジメントに係る教育を実施し、経営トップから現場の要員に至るまで一丸となって安全風土の構築、安全意識の浸透を図っています。

第1四半期

発生状況に応じた事故違反防止対策

  • 自走事故防止(4月度)

  • 横断歩道上事故防止(5月度)

  • 交差点事故防止(6月度)

イベント

  • 全社一斉安全特化期間(春の全国交通安全運動)(4月度)

輸送安全対策・定期教育

  • 重点施策防止教育(4~6月度)

  • 運輸安全マネジメントに係る教育(4月度)

  • 事故発生時の措置、テロ等発生時の緊急連絡体制の更新と対応方法の確認(4月度)

  • トラックを運転する場合の心構え(5月度)

  • トラックの運行の安全を確保するために遵守すべき基本的事項(5月度)

  • 異常気象時における措置要領の指導(6月度)

  • 飲酒運転防止教育(6月度)

  • 愛車Day(毎月)

第2四半期

発生状況に応じた事故違反防止対策

  • 交通違反防止(7月度)

  • 交差点事故防止(8月度)

  • 交差点事故防止(9月度)

イベント

  • 全社一斉安全特化期間(秋の全国交通安全運動)(9月度)

輸送安全対策・定期教育

  • 重点施策防止教育(7~9月度)

  • 危険の予測および回避ならびに緊急時における対応方法(7月度)

  • 第1四半期の振り返り 交差点事故防止(7月度)

  • 貨物の正しい積載方法および過積載の危険性(8月度)

  • 通勤途上における安全指導(8月度)

  • 危険物を運搬する場合に留意すべき事項(9月度)

  • 身代わり行為防止教育(9月度)

  • 愛車Day(毎月)

第3四半期

発生状況に応じた事故違反防止対策

  • 交差点事故防止(10月度)

  • 交差点事故防止(11月度)

  • SAGAWA・Safety・Presentation(12月度)

イベント

  • 新入社員サポート強化月間(12月度)

  • 年末年始の輸送等に関する安全総点検(12~1月度)

輸送安全対策・定期教育

  • 重点施策防止教育(10~12月度)

  • 適切な運行の経路および当該道路における道路および交通の状況(10月度)

  • 適切な駐車場所とマナー教育(10月度)

  • 第2四半期の振り返り 交差点事故防止(10月度)

  • エコ安全ドライブの推進(11月度)

  • 飲酒運転防止教育(11月度)

  • 未報告調査アンケート(12月度)

  • 愛車Day(毎月)

第4四半期

発生状況に応じた事故違反防止対策

  • 交差点事故防止(1月度)

  • 交差点事故防止(2月度)

  • 交差点事故防止(3月度)

イベント

  • 年末年始の輸送等に関する安全総点検(12~1月度)

輸送安全対策・定期教育

  • 重点施策防止教育(1~3月度)

  • 健康管理の重要性(1月度)

  • 交通事故に関わる運転者の生理的および心理的要因およびこれらへの対処方法(1月度)

  • 第3四半期振り返り 交差点事故防止(1月度)

  • トラックの構造上の特性(2月度)

  • 安全性の向上を図るための装置を備える事業用自動車の適切な運転方法(2月度)

  • 運転免許証の入力調査(2月度)

  • 運転の運転適性に応じた安全運転(3月度)

  • 身代り行為防止教育(3月度)

  • 定期年間計画の策定(3月度)

  • 愛車Day(毎月)

7.輸送の安全に関する予算等の実績額

2024年度の輸送の安全に関する費用は1,464,908千円でした。
主な費用の内訳は下記のとおりです。

  1. 安全に係る教育・研修費として 46,467千円
    安全運転基礎研修、上級SD指導員認定研修、上級安全運転検定員認定研修、ドライバーコンテスト(2024年度中止)、交通安全教室(2024年度未実施)、運転記録証明書取得、適性診断受診等
  2. 安全機器導入費として 1,328,184千円
    ドライブレコーダー、バックアイカメラ、衝突被害軽減ブレーキ、バックソナー等
  3. 安全に係る営業所表彰、社員表彰として 47,128千円
    安全優秀営業所表彰、連続無事故営業所表彰、無事故無違反社員表彰
  4. その他 43,129千円
    月間安全対策、SASスクリーニング検査受診等

8.事故、災害時に関する報告連絡体制

佐川急便は、下図の体制により事故・災害の発生を現場から経営層まで報告、事故・災害情報の共有および対応を図っています。

事故、災害時に関する報告連絡体制図です。「代表取締役」から「本社役員」に続き、労働災害・訃報に対応する「人事部 人事労務課(労務担当)」、災害・事件(テロ) に対応する「CSR推進部 事業継続推進課」、逮捕・勾留等(従業員)に対応する「コンプライアンス推進部 コンプライアンス推進課」、交通事故・交通違反に対応する「安全推進部 安全推進課」がある「本社所轄部」が濃い背景の枠で囲まれ繋がっています。「本社所轄部」から「支店長」「支店安全推進所管部署」続けて「営業所長」「営業所安全推進所管部署、不在時は出勤責任者および運行管理(補助)者等に連絡」へと繋がっており「従業員 交通事故・交通違反/労災(通勤)/事件発生」へと繋がります。「営業所長」「営業所安全推進所管部署、不在時は出勤責任者および運行管理(補助)者等に連絡」は、「労働基準監督署」「保健所」「病院」「消防署(救急車)」「担当保険会社」「被害者のご家族」「警察署」の各対象へ報告を行います。(「本社所轄部」から直接報告を行うルートもあり。)「従業員 交通事故・交通違反/労災(通勤)/事件発生」は、「119番最寄りの消防署」「110番最寄りの警察署」へ報告を行います。「本社所轄部」の「安全推進部 安全推進課」は、「運輸支局」へ直接報告を行うルートもあります。

安全推進所管部署がない場合、または安全所管部署が不在等の場合は運行管理者へ報告する。

9.安全統括管理者、安全管理規程

安全統括管理者 取締役 松井 康裕
安全管理規程

こちらを参照ください

10.輸送の安全に関する教育および研修の計画

佐川急便は、添乗指導が運転者に最も効果的に教育を行うことができる方法であると考え、社内基準により、対象者、時期を定めて計画的に実施、危険要因を排除し、安全行動を継続するよう指導を重ねています。

また、入社時には新入社員基礎研修により社員教育を実施、管理者についても、任用の基準として輸送の安全確保に係る業務への従事経験を条件としています。

新入ドライバーの育成フロー

新人ドライバーの育成フロー図です。新入社員が「入社」し、「新入社員基礎研修」の後「安全運転基礎研修」を受け、「添乗指導開始検定(上級安全運転検定員が実施)」を行います。続けて「上級セールスドライバー指導員の指導期間」として、「集配業務同乗指導」「集配業務検定」「添乗指導」を受けた後に「単独乗務検定(上級安全運転検定員が実施)」を受け、「セールスドライバー独り立ち認定研修」を行います。さらに「上級セールスドライバー指導員のアフターフォロー期間」として、「1カ月添乗指導」「2カ月添乗指導」「3カ月添乗指導」「6カ月添乗指導」「12カ月添乗指導」を経た後、「定期添乗」が行われます。初心運転者には9カ月の添乗指導を実施します。
2024年度の主な研修実施状況 開催回数 受講者数
新入社員基礎研修 52回 2,050名
安全運転基礎研修 37回 444名
安全推進※1初任研修 3回 234名
上級SD指導員※2認定研修 241回 831名
上級安全運転検定員※3認定研修 127回 278名
  1. ※1安全推進:営業所の安全管理を行う者
  2. ※2上級SD指導員:添乗にて運転指導を行う者
  3. ※3上級安全運転検定員:独り立ち可能かの見極めを行う者

11.輸送の安全に関する内部監査結果およびそれを踏まえた措置内容

2024年12月、安全管理状況および管理体制について内部監査を実施しました。「是正措置要求事項・改善処置要求事項」共にありませんでした。

引き続き、「安全はすべてに優先する」という理念の下、安全運転の促進と法令遵守を全従業員に徹底させ、継続的な教育を通じて意識改革に取り組みます。

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