意外と知らないタイヤの秘密

2024.08.02
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いきなりですが、「リトレッドタイヤ」ってご存じでしょうか。

一般的なノーマルタイヤ、スポーツカーで使われるラジアルタイヤ、冬用タイヤとしておなじみのスタッドレスタイヤなど、タイヤにはいろいろな種類があります。

そのなかで、佐川急便のトラック車両(後輪)には、リトレッドタイヤというものを使っています。別名「更生タイヤ」とも呼ばれ、走行によって摩耗した路面に接する部分(トレッド)のゴムを削って新しいゴムを貼り付けるトラック用の再生タイヤのことです。原則2回まで再利用でき、新品タイヤと比べて約64%の省資源化と、約64%のCO2排出量削減が可能です。まさに環境に配慮したタイヤです。(※数値は更生タイヤ全国協議会より)

また、日本自動車タイヤ協会によれば、国内市場におけるリトレッドタイヤの需要は、前年比で約20%増えているそうです。佐川急便では、2023年度に8,340本購入しました。言葉は知らなくてもじわじわと私たちの身の回りに普及しはじめているようです。

ご参考

佐川急便 Webサイト 「環境型社会の実現に向けて」