佐川急便の職場ってどんな雰囲気ですか?と佐川急便へ興味を持ってくださった学生さんや就職を希望されている方から質問されることがあります。いろんな人間がいますし、一言で表すのは難しいのですが、ひとつに“アットホーム”という言葉が似合うかもしれません。それを表すのが、家族で同じ職場で働いている人が相当数いることです。
1番多い営業所では親子や夫婦、兄弟姉妹など血縁関係の従業員が約50人ほど働いているなんてことも。
“家族で同じ職場で働く”一見、窮屈に感じそうですが、どうしてその選択をしたのか…?
今回は父親と同じ職場で働く小堀さんに「なぜ父親と同じ佐川急便に入ったのか?」率直な疑問をぶつけてみました。
父と同じ佐川急便に入社した理由

大学は工学部に進学したのですが、自分がやりたかったことって本当にこれだったのか…とわからなくなって、途中から大学に行かなくなってしまいました。その時父に初めて怒られました。「自分ではじめたことはやり通せ」と。自分自身逃げてる後ろめたさもあるし、じゃあ何をしたらいいのか…悶々としてこの時期は本当にきつかったですね。父から何かしたいことが見つからないなら、うちでアルバイトでもしてみろと言われたのがきっかけで、最初はまぁとりあえず働くか。くらいの軽い気持ちで始めました。
お客さまとのコミュニケーションで見つけた自分の強み
それまで自分を見失っていましたが、佐川急便に入ってから、“あっ、これかも。自分はこういうことに向いてたんだ”と思えた瞬間がありました。それは毎日お客さまと顔を合わし、徐々に名前を憶えてもらい、荷物の相談をしていただけたとき。自分にとっては、当たり前のことをしていただけなのに、「小堀さんにお願いしたいから」と頼りにしてもらえたことがとても嬉しかったのを覚えています。同時に、ようやく働くことの意義ややりがいというものを知りました。
職場で父の姿とチームワークを知る

私が新人の頃ミスを連発してしまった時期がありました。父が一緒に上司のところに謝りに行ってくれて2人で頭を下げたのを覚えています。また、父の同僚から、「困ってるときよく助けてもらったんだよね。」「若いころはお客さまから頼りにされてすごかったよ」と父の知らない一面を聞けて嬉しくなることがありました。普段、自宅では仕事のことを全く話さなかった父ですが、お互いが助け合うチームワークを大切にする職場だと身をもって知りました。
受け継いでいくSAGAWAのDNA
そう言えば小さい頃からよく父に連れられて佐川急便のイベントに出ていました。スポーツ大会や、スノーボード、バーベキューなどなど、小さいながらに佐川急便の人は楽しい、アットホームという記憶が残っています。それは入ってからも変わらなくて、人が優しいし、何気ない会話が楽しい、だから続けられていると思います。私も息子がいるので、いつか佐川急便に入りなよと誘うときが来るかもしれないです。(笑)
