スーパーでの買い物帰り、車の後部座席やトランクから「ドサッ」「グシャッ」と荷物が崩れる音が聞こえて、冷や汗をかいた経験はありませんか?
買い物に限らず、キャンプの荷物一式を車のトランクに積み込むとき、自家用車を使って自力で引っ越しを行うとき…
日常生活で限られたスペースにたくさん、崩さないように荷物を積み込んで運ぶ場面って結構ありますよね。
今回は、日々多くのお荷物を扱う佐川急便の従業員の目線から、日常生活ですぐに実践できる荷物積み込みのコツをご紹介します。
先日まで営業所でセールスドライバー®として活躍していたWさんと、これまで数多くの営業所メンバーに荷物の積み込みのコツを指導してきたKさんにお話を伺いました!
教えてくれた人


ポイントその1 どの順番で積み込むか


取り出す順番に応じて配置を考える…当たり前のようで、意外と実践できていないポイントではないでしょうか。筆者も、クローゼットや冷蔵庫の中を思い返しながら猛省しました。
ポイントその2 重さがかかる方向に注意

自家用車のトランクに荷物を積み込む場合は、できるだけ奥(運転席側)の角から固めたり、奥行きを埋めるように並べたりする工夫で、動きにくくなるんだとか。
筆者も家族に協力を仰ぎながら、実践してみました。
まずは、台車・収納ボックス・スポーツ用のかばんなどから先に積み込みます。これで奥を固めることができました。

そして、トランクを開けてすぐ取り出せる位置に買い物袋やクリーニングの衣類を入れて完成です。

あらかじめ「壁」を作っているので、前後に荷物が揺れ動くことなく、無事に自宅まで持ち帰ることができました!
ポイントその3 段ボールの形状に注意

これからの季節、引っ越しや新生活の準備で段ボールが活躍する場面が多くありますが、正しい使い方になるように意識したいですね。
ちなみに、2段以上に重ねるときは同じ向きばかり揃えるのではなく、向きを変えて交互に積むと、さらに崩れにくくなりますよ。

荷物の積み込みは、ちょっとした工夫で大きな違いを生み出します。
日常生活の中でも、“プロの知恵”を、ぜひ活用してみてください。