私たち佐川急便が保有する「高尾100年の森」は、敷地面積が東京ドーム約10.5個分もあり、見渡す限り緑に包まれた自然豊かな素敵な場所です。ここでは、東京にいることを忘れてしまうほどの美しい環境が広がっています。ウッドデッキ広場では焚火ができ、森林保全活動の後には団欒を楽しむこともできます。
また、敷地内には「ヤッホー丘」と呼ばれる小高い丘があり、頂上まで約15分で登れます。途中には獣道などがあり、野生動物が生息していることが伺えます。標高300メートルの頂上からは、埼玉西武ライオンズの本拠地球場であるベルーナドームや八王子市を一望でき、冬の澄んだ朝には栃木県の日光の山々まで見渡せます。この丘を訪れる多くの人、特に子どもたちに自然の中でおもいっきり元気よく大きな声を出して欲しいという願いから、「ヤッホー丘」と名付けられました。
ところで、皆さんはこの「ヤッホー」の由来をご存じでしょうか。ネットで調べると、いくつかの説があります。



ドイツ語説
ドイツ語圏の登山家が、居場所を知らせる合図や挨拶として使っていた「JOHOO(ヨッホー)」が起源とする説があります。第二次世界大戦前に日本とドイツの国家的友好関係により、青少年野外活動の「ワンダーフォーゲル」がブームとなり、そこで「ヨッホー」の語を聞いて「ヤッホー」に転じたのではないかといわれています。
山伏説
日本の修験道に由来するという説です。山伏が山での修行を達成した際に「ヤッホー」と叫んだことから来ているとされています。
ヘブライ語説
ヘブライ語の神の名前「ヤハウェ」が語源だという説です。ドイツのキリスト教宣教師が山頂で感動して「ヤハウェー」と叫んだことが始まりだとされています。
皆さんも山頂で「ヤッホー」と叫んだときに、どの気持ちが一番近かったかを考えてみるのも面白いかもしれません。これで山を登る楽しみが一つ増えるかもしれませんね。