立教大学「社会学部」野外活動
2021年12月5日
12月5日、立教大学(社会学部)の学生8名が「高尾100年の森」を訪れました。
このゼミの学生は、高尾の歴史や文化を調査し、地域振興につながる提案を導き出せないかという課題解決に向けた施策・企画を考える学習を行っています。今回は、その地域を実際に歩き地域の方に話を聞くことで、学びにつなげることが目的です。
午前:高尾の歴史にふれる(梶原八幡神社・御霊神社、地元の方へのインタビュー)
梶原八幡神社/御霊神社
「高尾100年の森」の最寄りのバス停近くにある梶原八幡神社を訪れました。
ここには高尾の歴史や文化を読み解くヒントが沢山詰まっています。


地元の方へのインタビュー
地元で農家を営まれ80年近くこの地に住んでいらっしゃる方のご自宅を訪ね、お話を伺いました。昔と今で変化した高尾の様子や里山との関りについて、生の声でお話を聞ける、とても貴重な体験で、学生たちからは次々に質問が出ていました。

午後:「高尾100年の森」で里山体験(昼食、フィールド散策、保全体験)
昼食
昼食では、午前中にお話を伺った農家さんで収穫された白菜を使用してピエンロ―を作り食べました。大きく立派な白菜で、学生は包丁で切るのに苦戦していましたが、お腹を空かせた学生たちも大満足!とても美味しくて、農家さんに感謝しながら、残さずいただきました。


フィールド散策
この森にとても詳しい先生とともに、フィールドを散策。人と里山のつながりなどの説明を聞きながら散策する学生たちは、耳を傾けて聞いていました。

保全体験
最後は、森林保全体験として朽ち木集めを行いました。この朽ち木は乾燥させ、自然体験学習時に焚火を焚くときに使います。学生たちの若い力が集まれば、あっという間に作業が終わりました。ありがとう!

まとめ
今回の体験やゼミの座学で学んだことをまとめて、「地域振興につながる」をテーマにプレゼンを行ったそうです。学生一人一人が使ったプレゼン資料を見せてもらいましたが、大人では思いつかない発想が盛りだくさんでした。
未来へとつながる(持続可能な)社会に希望がもてる、そして、大切なことを教えてくれる学生たちでした。
- 本イベントは、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底した上で開催しております。