立教大学「コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科」野外活動
2021年11月21日
11月21日、立教大学3年(コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科)11名が「高尾100年の森」を訪れました。
コロナ禍で対面授業の機会が減った学生に、懇親の機会を設けること、また、ゼミのテーマが自然体験と健康・環境問題の解決・環境教育・野外活動と防災であることから、今回、ゼミ課外活動として自然体験および懇親会を実施いたしました。
午前:チームコミュニケーション、焚火ワークショップ
最初のワークショップでは、初対面の参加者のコミュニケーションを深めることを目的として、学生3チーム+先生1チームの計4チームに分かれ、ゲーム感覚で焚火を使ったレクリエーションを行いました。
バーベキューサイトの台(胸の高さ)に、麻紐をはり、森に落ちている木の枝・葉っぱなどを集め、大きな焚火をつくることで最初に麻紐を焼き切るチームはどこかを競います(写真の通り)。
空気が上手く入るよう、工夫しながら、枝木を積み重ねていきます。
優勝したのは、やはり先生でした!「よかった…」と先生も一安心。しかし、その次のチームも先生が焼き切ったすぐあとに、麻紐を焼き切っていました。
苦戦したチームもありましたが、そこはゼミメンバーの力を結束して、チーム以外のメンバーの助け借りながら、全チームが麻紐を焼き切ることができ、歓声と拍手が一斉にわき起こりました。
午後:昼食、周遊道散策
お昼は、飯盒でご飯を炊いてレトルトカレーを食べました。飯盒は火加減が重要です。目を離すとすぐに焦げてしまうので調整が必要。初めてとは思えないほど、きれいに炊けていました。
昼食では、レトルトカレーの他にも、焼きそばやホットサンド、焼きバナナ、マシュマロなど、たくさんの食事が用意され、学生たちはお腹いっぱい食べていました。
スタッフ一同、若い学生たちの食欲に感服です。
昼食後は森林浴も行いました。寝転びながら見上げる空は、普段見る光景とは、また違った見え方をして面白いです。全員で10分間、目を閉じて森の音(鳥のさえずりや木々が風でこすれあう音)を楽しみました。
最後は周遊道散策。1周約40分のトレイルを、先生のガイドのもとに一緒に散策します。
昼食で沢山食べても動けなくなることなく、軽やかに里山を登る学生たち。葉っぱの香りを嗅いでみたり、肌触りを楽しんだり、森の魅力が沢山詰まった周遊道を、五感を使って体験します。
まとめ
チームコミュニケーション、ヒーリング、周遊道散策と内容盛りだくさんの充実した活動となりました。
体験活動終了後に、学生たちからは、「普段の喧騒から離れて貴重な経験ができました」など、多くの感想をもらいました。これからも、この森を通して「自然と人とのつながり」や「高尾の豊かな自然」を肌で感じてもらえる、体験の場として提供していきます。
- 本イベントは、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底した上で開催しております。