秋の環境整備・植樹体験・色探し
2021年11月
2021年11月10日・24日の2週にわたり、グループ会社新入社員32名(各日16名ずつ)が「高尾100年の森」を訪れました。
コロナ禍によって親睦の機会がなかった新入社員たちのコミュニケーションを深めること、さらにはグループが取り組んでいるサスティナブル活動を学ぶことを目的としています。
午前中:トレイルのガイドウォーク、環境整備、植樹体験
トレイルのガイドウォーク
森に生息する生き物たちに触れ、グループが保有するこの森を肌で感じながら散策します。森のインストラクターが、生き物や植物の特性、人とのつながりなどを説明。この時期に赤い実をつけるフユイチゴや高級つまようじとして利用されるクロモジの木など、植物の色や香り、触感を楽しみながら散策しました。


環境整備
今回は、2021年度新入社員研修記念として計10本(5種類)の植樹を行います。
まずは、植樹の下準備として、植樹するエリアの草刈りを行いました。手鋸の使い方を参加者同士で教えあったり、棘のある植物を見つけると周囲に注意を促したり、仲間とうまくコミュニケーションをとりながら、作業を進めていました。


植樹体験
植樹する苗木は、カブトムシやクワガタが集まる“くぬぎ”や日本の国蝶オオムラサキ(準絶滅危惧種)のエサ(葉っぱを付ける)となる“えのき”など、全5種(計10本)です。
植樹する場所は、種類によって異なります。日当たりの良い場所や大きく育つため隣り合う木と間隔をあける必要がある木など、グループで確認しながら植えました。今はまだ小さい苗木ですが、10年、20年後は昆虫たちを誘引するシンボル的な樹木に成長しているといいですね。


午後:レクリエーション
色探しゲーム
指定された色に近いものを森の中から探し、グループごとにプレゼンテーションを行い、どの班が1番近い色を探せたかを競います。見つけた場所や様子・いかに自分の班が色見本に近いかを、審査員(社長・取締役・スタッフ)相手にプレゼンテーションを行い、1位を決定します。社長や取締役の前でも、堂々と発表する姿に逞しさを感じました。


スライドショーづくり
最後にスライドショーづくりを行いました。透明なプラスチックの板に森で見つけた自分のお気に入りのものを挟み、今日の思い出を1枚のしおりに詰め込みます。色鮮やかな落ち葉や花など、彩りあふれるスライドショーができあがりました。


今まで顔を合わせたことのなかった同期との交流は、とても刺激的だったと思います。この森で学んだ知識や経験、そして仲間とのつながりを大切に、環境問題について自ら考え・行動できる社会人になってSGホールディングスグループ社員として活躍してくれることを期待しています。
- 本イベントは、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底した上で開催しております。