建設業から大型ドライバーへ。大型車に憧れて

2008年中途入社
小野田 裕徳
輸送ドライバー職

社員インタビュー

別業界からの転職でも安心。先輩の指導で独り立ちへ

子どもが生まれたことで生活基盤を安定させたいと思い転職を決意、建設業から佐川急便に入社しました。もともと大型車に憧れていたこともあり、ドライバーの世界で挑戦したいという気持ちもありました。入社から現在まで一貫して輸送ドライバーとして勤務。中継センターなどで荷物を積み込み、配送先近くにある営業所まで運ぶのが私の仕事です。一日に走る距離は大体100~200km。3回ほど荷積みと荷降ろしを行っています。入社して間もないころは、荷物を積んだり降ろしたりすることがスムーズにできず苦労することもありましたが、先輩たちが丁寧に教えてくれたので、すぐに業務を身につけることができましたね。今では、全国にある佐川急便の営業所のうち3カ所しか配置されていない10tトレーラーを運転させてもらうまでになりました。身体を動かすことが好きで、大型車に目がない自分には天職だと思っています。

東日本大震災で感じた、「荷物を運ぶ」ことの意義

これまでに大きなやりがいを感じた瞬間は、東日本大震災のとき。東北地方に設置する簡易シャワーを運ぶ仕事がありました。実は簡易シャワー設備と言ってもサイズも大きいし、ものすごく重たいんです。それらを一生懸命積み上げて、何時間もかけて現地に運ぶ。作業自体はとても大変なんですが、被災地のことを思うと自然と身体が動きましたね。「シャワーがないことで苦しい想いをしている被災者の方に、荷物を運ぶことで少しでも貢献することができたら……」。当時は、そんな想いに突き動かされていましたし、自分が運んだ荷物が着々と組み上げられ、シャワーを浴びていく現地の方々が増えていくたびに「もっと頑張ろう、もっと運ぼう」と思いましたね。荷物を運ぶことで、目の前の人を救い、社会を少しでも良くすることがある。そんなことを実感した出来事でした。

同僚は、助け合う仲間でもあり、高め合うライバルでもある

荷物を積み・運び・降ろす仕事は、個人プレーのように感じる方も多いかもしれません。しかし、佐川急便はチームプレーをとても大切にしている会社。実際に、少ない負荷でスピーディに荷物を積み込むコツを教えてくれた先輩もいますし、助け合える仲間もいます。私自身が学んだことを後輩に教えることも。それぞれが率先して、ほかの誰かの足りないところを補う。これが佐川急便で働く人々に共通している考え方です。また、輸送ドライバーは、いくつかの営業所を回るので、顔見知りになる方が増えていくんです。休日には、仲良くなった数人と食事に行くことも少なくありません。
助け合う仲間は一方で、切磋琢磨しながら高め合うライバルという側面もあります。佐川急便では、年に一度、安全に対する知識や運転技術、点検の技量を競う「ドライバーコンテスト」を開催しています。その晴れ舞台を目指してお互いのいいところや改善すべきところを言い合っていく……そうすることでモチベーション高く業務に取り組むことができるんです。恵まれた環境のおかげで、今では東日本のドライバーコンテストで優勝するまでになりました。

働きやすく、誇りを持てる職場が、ここにあった

まだまだ世の中には「ドライバーは、キツい仕事」というイメージがあるかもしれません。しかし佐川急便では、働きやすい環境が整っていると思います。
例えば、運行管理。上司が運行時間の管理を行い、余裕を持ったスケジュールを組んでくれるので、無茶なスケジュールを守るため焦って運転する、なんてことは決してありません。そして、休みやすい環境も魅力のひとつ。事前に申請しておけば休みを確保してくれるんです。おかげで子どものイベントごとにも参加することができています。
また、社会的な信用がある佐川急便だからできることも。実際に、大手企業で働いていることで、親をはじめ、家族も安心しますし、マイホームを購入する夢も叶いました。
「佐川急便」という知名度の高い会社の看板を背負いながら、日本中を走り回る……この仕事に誇りを持ってこれからも仕事に邁進していきたいと思います。

一日の業務の流れ

  • 出社車両点検・出発前点呼
  • 運行開始積み込まれてある荷物を、輸送先の営業所へ運ぶ(500~600個程度)
  • 目的地到着一つ目の営業所で荷降ろし
  • 荷物の積み込み中継センターで次の営業所への荷物を積み込む(400~500個程度)
  • 休憩
  • 中継センターを出発
  • 目的地到着二つ目の営業所で荷降ろし
  • 中継センターを出発所属営業所に向けて運転
  • 営業所帰着車両点検・運行後点呼の実施、日報の作成
  • 退社

メッセージ

「安定収入」を目指したら、収入だけでなく働く醍醐味まで得られた

「安定した収入が欲しい」が当初の私の入社動機。しかし、今では信頼できる先輩や仲間にも出会えたり、ドライバーとしての意義を感じたり、働くことそのものの醍醐味を感じるようになりました。仕事も、家庭も、充実した時間を過ごしたいと思う方には、ぜひおすすめしたいです。

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