「お預かりしたままの状態で」徹底管理で品質を守る

2024.12.06
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「飛脚クール便」
通常のお荷物と同じようにお届けしていますが、その裏側では徹底した管理を行っています。ここには、飛脚クール便のお荷物を「お預かりしたままの状態で」お届けしたいという佐川急便の姿勢を反映しています。今回は、飛脚クール便の品質維持に向けた取り組みの一部をご紹介いたします。

1. ひと手間かける:車両および保冷ボックスの「予冷」

お荷物を積む前に保管する場所をあらかじめ冷やす「予冷」をします。これによって、常温で保管することを未然に防止し、品質劣化が起きないように対応しています。そのため、セールスドライバー®は 朝に出社した後、車両のエンジンを始動し、車両内の冷凍・冷蔵庫の「予冷」を開始します。このひと手間が品質の維持につながります。

また、お荷物を配達している際に使う「集配用保冷ボックス」も蓄冷剤を入れて「予冷」を行います。

2. 日々の気温に応じた温度管理:蓄冷剤枚数で適正管理

蓄冷剤は温度管理の徹底に欠かせないアイテムです。車両の冷蔵・冷凍庫内や保冷ボックス、配達用ショルダーバッグなどに入れて、保管時の温度を維持しています。毎朝、当日の最高気温をチェックしてから使用する蓄冷剤の枚数を確認しています。また、冷蔵と冷凍では管理する温度が異なります。そのため、それぞれの保冷剤の種類も異なることから、色分けをして使用しています(冷蔵用は青色、冷凍用は黄色)

3. 食の安全を守る:車両の清掃を徹底

飛脚クール便は多くの食品を取り扱っているため、衛生管理が重要であり、車両の冷凍・冷蔵庫は毎日清掃を行っています。従業員の一人一人が「食の安全をしっかり守る」という気持ちで、車両の庫内や蓄冷剤の清掃を徹底し、常に衛生的な環境の維持に努めています。

4. 街で見かけませんか??:配達用ショルダーバッグ

飛脚クール便の配達時に、車両からお客さまの手元にお渡しするまでは短い距離でも蓄冷剤が入ったショルダーバッグに入れて運びます。

みなさんも、街で佐川急便セールスドライバー®が持って走っているところを見かけた方も多いかもしれません。なるべく外気に触れさせないようにすることで、飛脚クール便の品質を維持しています。