第4回「高尾100年の森で里山ワーク2023」開催

自然体験/保全活動

2023年7月8日

7月8日(土)に、2023年度第4回「高尾100年の森で里山ワーク2023」(主催:一般財団法人持続性推進機構)が開催されました。このプログラムは、ユース世代(高校生から大学生)を対象に、里山を知り、里山の保全作業を行いながら、幅広い世代と交流活動を深める活動です。年間の開催を通じて、自然環境のみならず、歴史的・文化的な価値の高い里山を後世に残せるよう、参加者自らの手で里山管理を行います。

今回の活動テーマは「倒木撤去と沢沿いの整備」です。当日は、夏空の広がる中、特定非営利活動法人 千葉大学環境ISO学生委員会に所属する大学生たちが参加して活動を行いました。

倒木撤去

台風の影響を受けて倒れた大木が周遊道をふさいでいたため、チェーンソーを使って撤去しました。複数の木や枝が重なって倒れている箇所もあり、参加者たちは苦労しながら重い木を動かしていました。

周遊道の道をふさぐ倒木
周遊道の道をふさぐ倒木
チェーンソーを使って慎重に切っていきます
チェーンソーを使って慎重に切っていきます
倒木と絡まった細い木や枝は手ノコを使って取り除いていきます
倒木と絡まった細い木や枝は手ノコを使って取り除いていきます

倒木と絡まった細い木や枝は手ノコを使って取り除いていきます

木と木の間に挟まった枝葉を数人がかりで引っ張って取り除きました
木と木の間に挟まった枝葉を数人がかりで引っ張って取り除きました

木と木の間に挟まった枝葉を数人がかりで引っ張って取り除きました

切った枝に付いている葉は剪定ハサミを使って落とします
切った枝に付いている葉は剪定ハサミを使って落とします
半日かけて倒木の約半分を撤去することができました
半日かけて倒木の約半分を撤去することができました

沢沿いの整備

前回に引き続き沢沿いの整備を行ったほか、前回の整備後、沢沿いにまとめていた木や枝を薪として活用するためにウッドデッキ広場まで移動させました。

前回の整備の様子はこちら:第3回 「高尾100年の森で里山ワーク2023」開催

日の入る明るい沢沿いにするため整備を行いました
日の入る明るい沢沿いにするため整備を行いました

日の入る明るい沢沿いにするため整備を行いました

みんなで協力しながら沢沿いとウッドデッキ広場を何往復もして運びました
みんなで協力しながら沢沿いとウッドデッキ広場を何往復もして運びました

みんなで協力しながら沢沿いとウッドデッキ広場を何往復もして運びました

ランチタイム

今回は野菜のホイル焼きとスイカをいただきました。ホイル焼きづくりではみんな楽しそうに思い思いの食材を包んでいました。

自分たちで野菜をカットするところからスタートです
自分たちで野菜をカットするところからスタートです
野菜やキノコ、ソーセージなど好きな食材をアルミホイルで包んでいきます
野菜やキノコ、ソーセージなど好きな食材をアルミホイルで包んでいきます
アルミホイルの口をしっかり閉じて炭の上で焼いていきます
アルミホイルの口をしっかり閉じて炭の上で焼いていきます
野菜やキノコのうまみが出てとても美味しかったです
野菜やキノコのうまみが出てとても美味しかったです
真っ赤でとても甘いスイカでした
真っ赤でとても甘いスイカでした

次回の里山ワークは9月30日(土)。
ここ佐川急便の「高尾100年の森」では、人が手を加えることで自然や生物多様性を保全する活動を引き続き行っていきます。

  • 本活動は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底した上で開催しています。