「森林保全体験イベント」に協力

自然体験/保全活動

2022年10月2日・23日

10月2日と23日の2回にわたり、とある企業さま社員とそのご家族総勢96名による「森林保全体験イベント」が開催されました。

今回のイベントは、森づくりの活動を通して循環する自然の営みを体感するとともに、参加者の環境意識の向上や社員、家族間の交流を図ることが目的です。

森について知る(森の動物紹介・ガイドウォーク)

森の動物紹介

冒頭に、佐川急便が森林保全活動を行っている目的と想いを説明し、この森に生息するフクロウやリス、サルなどの豊かな生態系について写真で紹介しました。普段の生活では目にすることのできない動物たちの写真を見た親子からは、「本当にこの森にいるの?本物を見たいな!」といった声が聞こえました。

オリエンテーション(森の動物紹介)
オリエンテーション(森の動物紹介)

ガイドウォーク

この森の豊かな自然を体感するために、ビュースポット「ヤッホー丘」をめざして、周遊道を散策しました。途中の道のりではドングリを拾ったり、顔ぐらいの大きさの落ち葉(朴葉)を発見したり、子どもたちは思い思いの自然物を集めて楽しんでいました。そして、20分ほど登り続けてたどり着いたヤッホー丘では、達成感を感じながら眺望を堪能していました。

ヤッホーと叫ぶ子どもたち
ヤッホーと叫ぶ子どもたち

低草木伐採・植樹体験

植樹エリアの整備

豊かな森を育てる活動として植樹を行いました。はじめに、植樹する木が周りの低草木に土の養分や水分を奪われたり、日当たりを遮られたりすることを防ぐために、低草木の伐採を行います。子供たちは初めて使うのこぎりに、慣れない手つきでしたが、すぐに使い方を習得した様子で、粘り強く伐採していました。

植樹エリアの低草木伐採をします
植樹エリアの低草木伐採をします

植樹体験

次は苗木を植える作業です。今回、苗木として選んだのは小動物のエサになるドングリを実らせるクヌギやコナラです。将来、この場所が多くの小動物たちが集まるエサ場となることを期待しながら、グループごとに植樹する場所を決めて、スコップで穴を掘った後に苗木を埋めました。最後に土をかけ、しっかりと足で踏み固めて完成です。

スコップで穴を掘り、苗木を植える場所を作ります
スコップで穴を掘り、苗木を植える場所を作ります
スコップで開けた穴に、苗木を植えていきます
スコップで開けた穴に、苗木を植えていきます

ネイチャークラフト(森のリースづくり・リースの展覧会)

森のリースづくり

森の中で見つけた自然の素材を使って、自分だけのオリジナルの森のリースづくりをしました。まずは、リースのもとになるツタを見つけ、丸く編み込み、リースの土台部分を作ります。飾り付けは、森に落ちている木の実や葉っぱ、リボンなどで思いのままにデコレーション!世界に一つだけの素敵なリースが完成しました!

リースづくりに必要なツタを探します
リースづくりに必要なツタを探します
木の実や葉っぱなどで、リースの飾りつけをします"
木の実や葉っぱなどで、リースの飾りつけをします

リースの展覧会

完成したリースをウッドデッキに飾り、みんなの前でこだわりポイントや特徴を発表しました。サイズの小さいものや大きいもの、栗やドングリ、リボンをたくさんつけたもの、各リースそれぞれに個性が光っています。この発表会は、初めて会う社員や子どもたち同士がコミュニケーションを深める良い機会となりました。

完成したリース
完成したリース
発表会の様子"
発表会の様子

森のティータイム

おやつの時間には、焚火でリンゴとマシュマロを焼いてみんなで食べました。おいしい焚火のデザートを食べると自然と会話も弾みます。楽しい森のひと時を過ごすことができたのではないでしょうか。

こんがり焼きあがったリンゴ。 シナモンパウダーをかけて食べます
こんがり焼きあがったリンゴ。 シナモンパウダーをかけて食べます
焼きたてのマシュマロの味は格別です"
焼きたてのマシュマロの味は格別です
  • 本イベントは、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を行った上で開催しています。