第1回 社員による森づくり~周遊道入り口 低木の伐採・下草刈り~

保全活動の記録

2021年5月

4月、佐川急便の社員を含む計6名で、「高尾100年の森」の森林保全活動を行いました。

今回は、周遊道入り口付近の保全を目的として作業を行いました。この場所は、「高尾100年の森」を訪れた人の多くが最初に目にする場所です。大人の背丈を優に超えるほど伸びてしまった雑草や低木の伐採・下草刈りを行い、明るい環境を好む動植物が集まるエリアへ生まれ変わらせます。

エリアの範囲は、横10m、縦8mほどの斜面。低木を切る人と切った低木を運べるサイズに切る人など、グループ分けをして効率よく作業を行います。手鋸(てのこぎり)や鉈(なた)を使い、空気が澄んでいる森の中で、さわやかな汗を流しながら作業を進めます。途中、昼食をとり、作業を行うこと約4時間。
振り返ると見違えるほど明るくなった森が、私たちの疲れを吹き飛ばしてくれます。

今後、この場所の生態系の変化の様子は、「森のお便り(管理でよみがえる森の動植物たち)」で紹介していく予定です!1年を通してどう変化するのか、私たちも楽しみです。

作業前(低木が生い茂る)
作業後(明るくなった森)
手分けして作業を行います
初めて参加した社員 上手に手鋸を使います