SGリアルティ・SGアセットマックス社員による森林保全活動

保全活動の記録

2019.10.31 / 2019.11.06

10月31日(木)、11月6日(水)の二週に渡り、グループの不動産事業会社であるSGリアルティ、資産運用会社のSGアセットマックスの社員総勢25名が環境研修の一環として、高尾100年の森で保全作業を行いました。本研修のテーマは次の2点です。

  1. 里山の森づくり作業を通して、循環する自然の営みを体感するとともに、SGホールディングスグループが進める環境活動の理解を深める。
  2. 森での共同作業を行うことでチーム力の造成を図り、日常の生活・業務と自然との繋がりを想起させる。

「そだ」づくりと植樹に挑戦

「そだ」とは、枝を編むように束ねて土留めとなる段々をつくることです。その段々に新たな苗木を植樹することで、さまざまな生物が生息しやすい環境をつくります。 まずは、森の中を散策しながら、これまでの保全活動や環境教育、生物多様性を重視した森づくり等、この森を保有している目的を学びます。

散策を終えたら、「そだ」をつくる斜面に生い茂っていた雑草の刈り取りです。この作業、思った以上に汗ばむほどハードですが、大変な時こそ、メンバー同士協力し合うことで、相互のコミュニケーション醸成にもつながります。きれいに刈り取った後は、落ち枝を編むように束ねていき段々をつくることで「そだ」が完成しました。

まずは雑草の刈り取りから開始
落ち枝を編み込んでいきます

今回、植樹するのは「ヤマザクラ」「ヤマハギ」「ヤマブキ」「ウツギ」の4種類。順調にいけば、来春には色とりどりの花が咲き、メインフィールドである「出会いの広場」の入り口付近を華やかにしてくれることでしょう。
チーム全員でつくりあげたこの植樹エリア。整備を終えたメンバーは、自然と達成感に満ち溢れた表情となっていましたね。

来春の開花を願い、植樹します
「そだ」づくりと植樹が完了

色探しゲーム

昼休憩をはさみ、午後からはグループに分かれ、色探しに挑戦。ルールは簡単で、指定された色と同色の自然物をこのフィールド内で探すこと。探した自然物のどの部分が指定された色に限りなく近いのかプレゼンテーション能力を競い合います。

指定された色と同色の自然物を選びます
各自、工夫を凝らして発表

森林体験の記憶を持ち帰る

最後に、スライスされた間伐材に焼き印をした「コースター」づくりや、透明なプラスチック板にお気に入りの葉っぱ等をはさむ「しおり」づくりなど、一人一人がこの森林で体験した記憶を持ち帰りました。

記念に「SGR」の社印を焼き印

まとめ

里山を整備することで広がる生物多様性の輪、豊かな自然環境を未来に残していくことの重要性など、少しでも環境について考える「きっかけ」になったのではないでしょうか。今回の研修を機に、普段の生活に戻っても、一人一人が環境に良い取り組みを実践してもらえたら、なお嬉しい限りです。