定期保全作業

保全活動の記録

2015.03.03

今回の定期作業では、2011年9月の台風の被害で倒れた、山桜とコナラの大木を処理しました。一般的に「根は木の高さと同等の長さ」と言われますが、この大木は、硬い地盤の影響により深く根を張ることができず、台風の暴風によって根の部分ごと倒されてしまったようです。この倒木の対応については長い間、懸案事項になっておりましたが、これまで進めてきた大刈りにより倒木を処理するための足場の確保ができたことと、ボランティアで参加いただいている日本山岳会の皆さまのご協力により、この度ようやく着手することがきました。木の幹などの太い部分はチェーンソー担当者、木の枝の部分などの細い部分は手鋸担当者と手分けして作業を行うことで効率よく作業を終えることができました。これまで周遊道をふさいでいた倒木を処理したことで、周遊道の歩行の安全性が格段に高まりました。

かなりの大木です
幹の部分はチェーンソーを使って
迂回せずに直進が可能に
活動に参加した社員ボランティア