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お店にとって大切な暖簾は、藍色地に白の染め抜き。春夏は白地のものに架け替えます。
大正期から別染め・悉皆業をされている万足屋きむらさんで誂えました。
お品物を運ぶ三輪自転車も、格子の続く祇園の街に似合うデザイン。
すみやかで安定した運転を心がけています。
細い路地も自由自在に進む台車。 観光の方や芸舞妓さん、すれ違う方々に歩く早さでご挨拶しながらお品物を運びます。
車夫をイメージした、白のシャツと藍のボトム、紋入り前掛けの組み合わせ。 シャツの背中にも○飛の紋が大きく入っています。実はスポーツメーカー製で機能性抜群。
秋冬は2トーンのはっぴを着用します。
包む、拭く、敷くなど昔ながらの知恵で活用できる和アイテム。
の紋の入ったシンプルで粋なデザインは、祇園のおみやげにも。暖簾と同じく、万足屋きむらやさんの製作です。
目には見えなくても、空間を雅びに演出してくれるお香。
京都の老舗ブランド、松栄堂さん製のお香は、佐川急便のコーポレートカラーを京ことばでいう、こーとな色彩に仕上げられています。
こーとな…控えめで上品
身だしなみに気をつける京都の女性が、昔からバッグにしのばせている化粧道具。
京都のおみやげとして親しまれている「あぶらとり紙」に○飛の紋をあしらいました。
ちょっとしたことを書きとめる時に便利な小さなメモ帳。
○飛の紋をあしらった祇園佐川急便オリジナルの「まめも」は祇園宮川町にある裏具さんの製作です。
夕暮れ時になると、店先に掛けた真っ赤な提灯に明かりを灯します。 祇園祭の行われる7月には、その時期だけの名前入り提灯を掛けます。
行灯はお店の前をいく人、来られた方の足もとをほのかに照らします。
祇園では、舞妓さんの門出やお店の開店を祝って、お祝いの言葉やおめでたい絵が描かれた「目録」を贈る習慣があります。
の開店の時にも各方面からお贈りいただき、感謝をこめて店内に飾っています。
京都の旅館や料亭と同じように、芸舞妓さんが夏のごあいさつとして配布される団扇を、店内に飾っています。
遠方のご贔屓筋へのご挨拶として団扇を送られる際には、もお手伝いしています。
自然の素材を使った町家の温かさに沿うように、運送約款は木製のフレームにおさめて店内に掲げています。
なお、お品物の受付カウンターにも自然の一枚板を使用しています。
瓦屋根に土壁、格子、駒寄せなど、祇園の景観に溶け込む京町家の造り。
店内も落ち着いた雰囲気ながら、カウンターのほか、お品物保管棚や冷蔵庫があり、通常のサービスセンターと同じ機能を有しています。