秋の植樹体験・色探し・フォトコンテスト
2022年11月16日
2022年11月16日、グループ会社社員による「高尾100年の森」新入社員研修が開催されました。参加対象は4月入社の新入社員たち18名です。コロナ禍によって親睦の機会がなかった新入社員たちのコミュニケーションを深めること、さらにはグループが取り組んでいるサステナブル活動を学ぶことを目的としています。
午前中:トレイルのガイドウォーク、植樹エリア環境整備、植樹体験
トレイルガイドウォーク
はじめに、紅葉が見ごろになっている秋の森散策に出発。この時期に赤紫の実がなる「ヤブムラサキ」や、顔が隠れるほどの大きさの葉を持つ「ホオノキ」の落ち葉など、インストラクターから特徴的な植物の説明を受けながら木々の中を進んでいきました。さらには、生息している動物の痕跡を発見するなど、この森の豊かな生態系を実際に見て触れる体験となりました。
植樹エリアの環境整備
植樹する前に、苗木の生育環境を良くするために雑草や灌木などを取り除く「地拵え(じごしらえ)」という整地作業を行います。新入社員たちは、初めて使うのこぎりを上手く使いながら作業を進めていきました。
植樹体験
今回植樹する苗木は、カブトムシやクワガタが集まる「クヌギ」、小動物の餌となるドングリの実をつける「コナラ」。そして、赤く紅葉する葉がとても美しい「モミジ」。植樹した場所が、昆虫や小動物が集まり、紅葉を楽しむことができる空間になることを想像しながら作業を進めました。3~4人のグループに分かれ、植樹する場所をグループ内で相談して決めた後に、スコップで穴を掘る人、掘った穴に苗木を植える人など、役割分担をしながら植樹しました。
午後:チームビルドコミュニケーション
チームビルド①:色探しゲーム
色探しゲームとは、審査員から指定された3色に近い自然物(落ち葉・枝・花びらなど)をグループで森の中から探しだし、代表者がプレゼンテーションを行い、どのグループが最も近い色を探せたかを競うゲームです。プレゼンテーションの内容も審査に大きく影響します。各グループ代表者は1位を目指して、審査員である取締役の前でも、新入社員とは思えない堂々とした姿で力説していました。
チームビルド②:森のフォトコンテスト
用意された小さなフィギュアを自分に見立てて、森の中で気に入ったミクロのスポットを見つけてフィギュアと撮影し、グループの仲間に見せ合いました。このころになると、参加者たちはすっかり打ち解けた様子で、こだわりのポイントや、森の中で発見した自分だけのミクロの世界など、自発的に紹介し合っていました。
普段、直接関わる機会の少ない同期入社の仲間たちとの交流を、開放的な空間である森で行ったことで、より効果的にコミュニケーションを図ることができたのではないでしょうか。
この森での体験、同期入社の仲間たちと培った絆を忘れず、未来のSGホールディングスグループを支える人材へと成長していくことを期待しています。
- 本イベントは、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底した上で開催しております。