コンプライアンスGovernance:ガバナンス

関連するSDGs

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 5.ジェンダー平等を実現しよう
  • 7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 8.働きがいも 経済成長も
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 13.気候変動に具体的な対策を

コンプライアンスに関する方針

佐川急便では、当社のグループ(以下「SGホールディングスグループ」といいます)の方針に基づき、社会環境や経営環境の変化に対応し、従業員一人一人が高い倫理観とコンプライアンス意識を持って事業活動に取り組むよう企業風土の醸成に努めています。「SGホールディングスグループ倫理・行動規範」はグループのコンプライアンスの根幹をなすものです。佐川急便ではこの倫理行動規範およびコンプライアンス規程に基づき、高い倫理観を持って業務を遂行する態勢を確立・維持し、適正な事業運営と社会的信用の維持・向上を図っています。

コンプライアンスに関する体制

佐川急便ではコンプライアンス推進部を中心にその他の部署と連携しながらコンプライアンス体制を構築し、内部監査部がコンプライアンスについてのチェック機能を果たしています。また、内部通報制度として「SGホールディングスグループコンプライアンス・ホットライン」を運用しています。これは、従業員とそのご家族および協力会社が、法令や社内規則、倫理行動規範に違反する行為などを通報するための窓口で、2017年度からは外部窓口・海外窓口も設置しています。さらにSGホールディングスグループはインサイダー取引防止にも積極的に取り組んでいます。海外上場会社のグループ会社化や、上場会社との業務提携・資本提携などの機会の増加等も踏まえ、売買禁止期間の設定や株式売買事前申請といった管理体制を構築しています。

コンプライアンスに関する取り組み

倫理・行動規範教育の実施

SGホールディングスグループの行動憲章では、人権を含む各種の国際規範の尊重はもとより、文化や慣習など、ステークホルダーに配慮することを明記しています。中でも従業員の倫理観の醸成とそれによる自浄作用を高めることに重点を置いており、月1回、全従業員を対象にe-ラーニングを活用し倫理行動規範教育を実施しています。

ハラスメントに対する取り組み

佐川急便では従業員が働きやすい職場環境をつくるため、ハラスメント教育を会議体やe-ラーニング等を活用し継続的に実施しています。また管理者に対しては別途、管理者向けのトレーニングを実施しています。加えて、営業所の管理者に登用される場合等の教育も強化しています。

「法令ハンドブック」の発行および活用

コンプライアンス教育の一環として、現場で起こり得る法令違反への気づきや再発・未然防止を目的として、「法令ハンドブック」を作成しています。

法令ハンドブックの構成​

「知らなかった」や「ちょっとしたルール違反のつもりだった」と思って行っていたことが​実は重大な法令違反に該当し得ることを簡潔に身近な具体的な事例を示しながら法令遵守(コンプライアンス)の重要性を伝え気づきを与えるものです。主に集合研修、コンプライアンスセミナーや社内ポータルサイトへの掲載を通して継続的に教育を実施しています。

反社会的勢力との関係遮断

SGホールディングスグループは、社会の秩序や安全を脅かす反社会的勢力の排除を目的とした「反社会的勢力排除規程」を定めています。不当要求の応諾、裏取引、資金提供は一切行わないなど、反社会的勢力との関係遮断を徹底しています。また、内部統制基本方針、行動憲章や倫理行動規範においても明記し、従業員への徹底した周知を行っています。具体的には、(1)お取引先(支払・請求)属性調査(反社チェック)の継続的実施、(2)従業員が不当要求を受けた際に早期解決を図るための「不当要求相談窓口」の設置を行っています。今後はさらなる体制の整備を推進し、反社会的勢力およびその対応に関する情報共有などを通じ、お取引先などへの介入の未然防止・遮断を徹底していきます。

SGホールディングスグループのコンプライアンスに向けた取り組み

関連コンテンツ