大型建造物の製造現場にも、必要なときに、必要なものを、必要なだけ納品事例・実績
X社さま(製造業)
チャーターサービス
日立物流が倉庫運営・製造工場との連携を担い、当社が工場・倉庫間の輸送と倉庫・現場間のJIT納品を実施。両社グループの強みを生かした物流ソリューションを実現した。
課題
-
無駄な車両
10カ所の倉庫に点在して保管されている資材を回収するため、コンテナ車によるミルクランが発生していた。 -
分散している倉庫の在庫管理
外部倉庫が10カ所に点在していたことで保管効率が低下、正確な在庫管理ができず過剰生産が発生。施工計画に合わない納品がされていた。 -
拠点の立地
倉庫が関東地方、作業現場は東海地方と離れており、納品後、倉庫に資材を引き取りに戻る際に他の輸送がなかったため、約500kmを空コンテナで戻る無駄があった。
ご提案
-
TC倉庫の設置
点在していた倉庫10カ所を閉鎖し、作業現場の近くに日立物流のTC倉庫を設置。 -
TC倉庫と製造工場のシステム連携
日立物流のTC倉庫と製造工場とのシステム連携で正確に在庫を把握。 -
シンクロ納品
TC倉庫から作業現場へJIT納品。JIT納品の鍵となるシンクロ納品のノウハウを持つ日立物流の協力。
成果
- 現場の近くから作業スケジュールに合わせて、必要なものだけを納品できるようになり、資材の保管スペースを少なくできた。
- 作業現場の近くの倉庫に集約することで、無駄なミルクラン、空コンテナの課題を解消できた。
- 製造と倉庫で在庫情報を共有することで、製造と輸送在庫管理を適正化できた。

事例に該当するソリューション

必要なときに、必要なものを、必要な量だけ
JIT納品
工場や製造現場などの作業工程に合わせて、必要なときに、必要なものを、必要な量だけ輸送するJIT(Just In Time)納品。自動車の生産工場や大型建築物の製造現場で蓄積したノウハウを活用。また、グループの総合力で調達から門前倉庫の用意まで一貫した物流ソリューションをご提供します。