第9回 「高尾100年の森で里山ワーク2023」開催

自然体験学習

2024年1月13日

1月13日(土)に、2023年度第9回「高尾100年の森で里山ワーク2023」(主催:一般財団法人持続性推進機構)が開催されました。このプログラムは、ユース世代(高校生から大学生)を対象に、里山を知り、里山の保全作業を行いながら、幅広い世代と交流を深める活動です。年間の開催を通じて、自然環境のみならず、歴史的・文化的な価値の高い里山を後世に残せるよう、参加者自らの手で里山管理を行います。

今回の活動テーマは「枯れ木の伐倒」です。当日は、特定非営利活動法人 千葉大学環境ISO学生委員会に所属する大学生と立教大学の学生たちが参加して活動を行いました。

枯れ木の伐倒

100年の森ゲートの前にあった、枯死していた木をチェーンソーで伐倒しました。木の伐倒は倒す方向の調整が重要なため、慎重にチェーンソーの刃を入れ、二手に分かれてロープで引っ張り、倒しました。

まずはチェーンソーで切れ込みを入れます
まずはチェーンソーで切れ込みを入れます
ロープを結び付け、両側から引っ張って倒します
ロープを結び付け、両側から引っ張って倒します
倒れた木の細い枝は手ノコで処理し、そだや薪に使いやすいような形に整えます
倒れた木の細い枝は手ノコで処理し、そだや薪に使いやすいような形に整えます
太い部分は運びやすいように短くします
太い部分は運びやすいように短くします
次はさらに大きくて太い木に挑戦!先程と同様に両側からロープで引っ張ります
次はさらに大きくて太い木に挑戦!先程と同様に両側からロープで引っ張ります

木を倒す様子

薪にするため玉切りにします
薪にするため玉切りにします
薪割りをしやすいよう切断面がまっすぐになるように切るのはコツがいります
薪割りをしやすいよう切断面がまっすぐになるように切るのはコツがいります

倒木の整備

午後は周遊道沿いの斜面の倒れかかっている木を倒し、周辺の整備を行いました。

斜面での作業は足場が安定せず大変でした
斜面での作業は足場が安定せず大変でした
無事に倒れました
無事に倒れました
周辺の灌木類を刈り、整備しました

周辺の灌木類を刈り、整備しました

整備中、カブトムシの幼虫を発見!
整備中、カブトムシの幼虫を発見!

ランチタイム

今回は豚汁をいただきました。寒い中活動した後のあたたかい一杯が体にしみました。

次回の里山ワークは2月17日(土)。
ここ佐川急便の「高尾100年の森」では、人が手を加えることで自然や生物多様性を保全する活動を引き続き行っていきます。