第6回 「高尾100年の森で里山ワーク2023」開催

自然体験学習

2023年10月28日

10月28日(土)に、2023年度第6回「高尾100年の森で里山ワーク2023」(主催:一般財団法人持続性推進機構)が開催されました。このプログラムは、ユース世代(高校生から大学生)を対象に、里山を知り、里山の保全作業を行いながら、幅広い世代と交流を深める活動です。年間の開催を通じて、自然環境のみならず、歴史的・文化的な価値の高い里山を後世に残せるよう、参加者自らの手で里山管理を行います。

今回の活動テーマは「新フィールド開拓に向けた整備とそだ作り」です。当日は、特定非営利活動法人 千葉大学環境ISO学生委員会に所属する大学生たちが参加して活動を行いました。

新フィールド開拓に向けた整備

エントランス広場とウッドデッキ広場の間にある沢沿い奥のスペースの整備を行いました。この場所は動物の痕跡も見られており、今後、人と生き物が共存する新たなフィールドとして活用できるよう整備を続けていきます。

日の光が入る明るいエリアになるよう次々に灌木類を刈り、整備していきます
日の光が入る明るいエリアになるよう次々に灌木類を刈り、整備していきます

日の光が入る明るいエリアになるよう次々に灌木類を刈り、整備していきます

初めて参加した学生も一生懸命作業してくれました
初めて参加した学生も一生懸命作業してくれました
細かい枝を落とし、午後の活動で活用します
細かい枝を落とし、午後の活動で活用します

斜面での作業も全員で協力し、綺麗にすることができました。

作業前
作業前
作業後
作業後

そだ作り

午後は午前中の作業で刈った灌木類を使って、ウッドデッキ広場横の植樹エリアに、土が流れるのを防ぐ「そだ」を作りました。そだは小さな生き物の住処にもなります。

枝を落とした灌木類がそだの材料となります
枝を落とした灌木類がそだの材料となります
植樹した場所を確認しながら、木と木を編むようにして並べていきます
植樹した場所を確認しながら、木と木を編むようにして並べていきます
短く切った木を杭にしてそだが崩れるのを防ぎます
短く切った木を杭にしてそだが崩れるのを防ぎます
作業前(以前作ったそだは動物に踏み荒らされ、崩れてしまっていました)
作業前
(以前作ったそだは動物に踏み荒らされ、崩れてしまっていました)
作業後
作業後

ランチタイム

今回は豚汁をいただきました。午前中の活動で疲れた体に染みる一杯でした。

今回は豚汁をいただきました。午前中の活動で疲れた体に染みる一杯でした。

次回の里山ワークは11月25日(土)。
ここ佐川急便の「高尾100年の森」では、人が手を加えることで自然や生物多様性を保全する活動を引き続き行っていきます。

  • 本活動は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底した上で開催しております。