パソナフォスターさま主催の「SUMMER FESTIVAL 2021」に協力

自然体験学習

2021年8月

パソナフォスターさま主催「SUMMER FESTIVAL 2021」のアクティビティとして、緑鮮やかな夏の「高尾100年の森」に小学生7名(3~4年生)が訪れました。当日は絶好の散策日和の中、小川で生き物探しやハンモック体験を行いました。

小川で生き物探し

水が透き通るほどきれいな「高尾100年の森」の小川。いざ、靴を脱ぎ川へ足を踏み入れてみると…「冷た~い」「気持ちいい!」と驚きの喚声が上がります。夏の暑さとの小川の相性は最高なようです。
水中の小石の裏や落ち葉の陰など身を隠せそうなところを中心に、サワガニやヤゴなどの生き物を探します。
そんな中、子どもたちが捕まえた一匹のサワガニをよく観察すると、直径5mmほどの小さなサワガニが次々に出てきます。偶然にも、雌の腹部で抱卵された卵が孵化している場面に遭遇しました。その貴重な光景に大人も子どもも目を丸くして観察します。孵化が終わると「小川に返してあげよう!」と、そっと優しく戻しました。この小さな命のつながりが、この森を豊かにしていくのですね。

生き物探しが得意な子どもたち
生き物探しが得意な子どもたち
サワガニの赤ちゃんは白っぽい体をしています
サワガニの赤ちゃんは白っぽい体をしています

ハンモック体験

この森のハンモック広場は木々が密集しておらず低木がないため、ハンモックを設置するには最適な場所です。
この場所の木々を使い赤、青、緑とカラフルなハンモックを設置し、森林浴体験を行いました。ハンモックに揺られながら目を閉じると、鳥の音や木々が風で揺れる音が聞こえてきます。さらに、目を開けて空を見上げながらハンモックに揺られていると、森と一体になれた気分を味わえます。子どもたちは思い思いに素敵なひと時を過ごしていました。

ハンモックを堪能する子どもたち
ハンモックを堪能する子どもたち

新型コロナウイルスの影響で、少人数での開催ではありますが、1年半ぶりに子どもたちの笑顔と笑い声が「高尾100年の森」に戻ってきました。これからも体験の場として、この森を活用してきたいと思います。

  • 本イベントは、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底した上で開催しております。