第3回「高尾100年の森で里山ワーク2017」開催

自然体験学習

2017.07.09

今年度3回目となる「高尾100年の森で里山ワーク」(主催:公益社団法人環境生活文化機構)が7月9日(日)に開催されました。このプログラムはユース(高校生から大学生)を対象に、里山を知り、里山の管理作業を行い、幅広い世代と交流活動を深める内容です。年間6回の開催を通じて、より深く里山と現在の社会や暮らしをつなぐプロジェクトです。

第3回目は「夏の里山体験~里山の沢に遊ぶ 水でつながる森と里~」というテーマで、こどもエコクラブの親子31名、ユース22名が参加しました。
ユースたちが5、6月の保全作業で整備して今までとは見違える環境になった沢周辺を、フィールドにして活動を行いました。

たくさんの親子が集合
沢に到着

こどもたちは澄んでいる沢の水をじっくり観察し、水の冷たさにビックリした様子を見せていました。また、沢を探検しながらサワガニなどの生き物を捕まえて観察するなど、初めての沢での体験を満喫していました。
(探検後、捕まえた生き物はまた元の沢に戻してあげました。)
森のあちこちから、生き物を見つけ、捕まえて喜ぶこどもたちの声が聞こえました。

沢にはどんな生き物がいるかな?
サワガニを探すこどもたち

最後に振り返りとして、こどもエコクラブごとに体験の気づきの発表、今後この森で体験したいことなどについて意見交換し、自然の大切さや里山の活用について親子で学ぶ一日となりました。

体験の気づきについて発表