高尾100年の森で『「木育」体験教室』開催

自然体験学習

2012.10.26

10月26日(金)、高尾100年の森にて、神奈川県相模原市立作の口小学校の4年生92名を対象とした『「木育」体験教室』が開催されました。
現在、林野庁支援を受け、国産の木材利用の意義・木材の良さを一体的に学ぶ「木育(もくいく)」を推進するためのプロジェクトが進められています。学校の教育現場でも実践しやすいプログラム作りが求められている中で、今回はこちらのプログラムの一環として『「木育」体験教室』が開催され、当社は高尾100年の森を実施場所としてご提供し、全面協力させていただきました。
子どもたちは初めての森林体験でさまざまなものに興味を示しながら、間伐材を使った基地作りや森林観察ツアー・間伐材や木の実を使ったクラフトワークなど、直接自然と触れ合う体感型のプログラムに一生懸命取り組んでいました。特に、間伐の見学・体験の際、目の前で倒木される瞬間をじっと見つめる様子や、間伐の必要性について学んでいた時の子どもたちの真剣な表情がとても印象的でした。
プログラムの最後には1日を振り返り、「普段は誰が森を守っているんですか?」「佐川急便さんの社員の方で森に住んでいる方がいるんですか?」といった質問や「今日は高尾100年の森でいろいろな体験ができて本当に楽しかった!」といった感想も子どもたちからたくさんいただきました。

間伐材や木の実を使ったクラフトワーク
基地作り体験
間伐作業体験
体験後、質問をする子どもたち