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    循環型社会の実現に向けて

    佐川急便は、事業活動のあらゆる場面で貴重な資源を効率的に循環させるための取り組みを行っています。
    エコユニフォームや車両のリサイクルの採用、廃棄ロスの削減など、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を進めています。

    関連するSDGs

    • 目標12 つくる責任 つかう責任

    目標と実績

    水資源

    項目 目標内容 取組目標 2025年度 達成状況
    水使用量の削減 取水量原単位削減率(従業員一人当たり) 前年より1%以上削減 15.8(㎥/人) 1.2%削減
    水資源の保全 水資源保全に向けた森林保全活動の実施 継続的な森林保全活動の実施 森林保全活動の実施 -
    主な施策

    廃棄物

    項目 目標内容 取組目標 2025年度 達成状況
    廃棄物の削減 産業廃棄物排出量削減率 前年より1%以上削減 2,398(kg) 12.4%削減
    主な施策 再資源化の推進

    資源循環

    項目 目標内容 取組目標 2025年度 達成状況
    資源循環の推進 ストレッチフィルムリサイクル量 リサイクル量の拡大
    (前年より増加)
    208,798(kg) 19,931(kg)増加
    上記以外※のリサイクル量 リサイクル量の拡大
    (前年より増加)
    173,868(kg) 89,096(kg)増加
    主な施策 輸送に使用したストレッチフィルム、マテハン等の鉄屑の再資源化
    1. ※PPバンド、バッテリー、鉄屑等

    エコユニフォームの採用

    全てにペットボトルを再利用したエコマーク認定品を採用

    プラスチックごみによる海洋汚染が世界的に問題視されている中、佐川急便ではプラスチックの資源循環の推進に取り組んでいます。環境負荷の少ない製品を積極的に購入する「グリーン購入」の一環として、ユニフォームにペットボトルを再利用したエコマーク認定品を採用し、2025年度は約11万枚を購入しました。さらに、セールスドライバー®の軍手にもエコマーク認定品を採用し、2025年度は約21万双を購入しました。今後も循環型社会の実現に向けた取り組みを進めていきます。

    エコマーク認定を取得したユニフォーム。これまでリサイクルした量を500mlペットボトルに換算すると、2024年度で16万2,320本分、累計では約1,796万本にも相当します。
    エコマーク認定を取得したユニフォーム。これまでリサイクルした量を500mlペットボトルに換算すると、2025年度で66万7,190本分、累計では約1,863万本にも相当します。

    物流業界では先進的な、完全循環型リサイクルによるユニフォームのトライアルを開始

    佐川急便と、ミズノさまおよび、帝人フロンティアさまと、サステナブルな社会の実現に向け、佐川急便の使用済みのユニフォームを新たなユニフォームへと循環させる「資源循環スキーム」のトライアルを開始しました。この取り組みは、佐川急便の「環境理念・環境方針」に基づく3R(リデュース・リユース・リサイクル)活動の長年の取り組みと、ミズノさまが有する製品設計や広域認定事業者※としてのノウハウ、および帝人フロンティアさまが長年培ってきたポリエステルリサイクルや素材開発の技術力、資源循環の取り組みの知見を活用し、後の本格展開に向けた実証段階として位置づけています。

    広域認定事業者
    環境大臣の認定を受けて、廃棄物となった自社製品の回収や適性処理を広域的に行うことのできる製造事業者等

    バイオガス燃料の活用

    再生可能エネルギーを活用した天然ガストラックで集配車両のCO2排出量を削減

    バイオガスは、家畜糞尿、生ゴミ、下水汚泥、廃材や動植物などの有機性廃棄物(バイオマス)をメタン発酵させることにより得られるガスであり、佐川急便でも一部の天然ガストラックの燃料として使用しています。再生可能エネルギーであるバイオガスは、「環境中の炭素循環量に対して中立」であることから、CO2などの地球温暖化ガスの排出削減につながる非枯渇性の再生可能資源です。

    A SAGAWA truck parked at Kobe Bio Gas Station under a shelter.
    東神戸営業所の天然ガストラックが、神戸市の下水処理施設に集めた汚泥から発生した消化ガスを精製したバイオガスを使用しています。

    車両のリサイクル

    車体製造から整備、廃棄まであらゆるフェーズで環境に配慮

    佐川急便では、保有するトラック車両の廃棄に際しても環境負荷に配慮しています。使用を終えた車両については、グループ会社のSGモータースが引き取り、環境負荷が少ない方法で適正に処理しています。

    車両からのフロンの回収

    整備作業時に発生するフロンガスは、専用機器で適切に回収・破壊処理し、大気中への放出を防いでいます。

    車両用オイルの回収

    車両に使用されている各種オイルはすべて回収し、廃棄せずにリサイクルします。

    車両整備・ボディ製造に関わる廃材のリサイクル

    車両整備、ボディ製造業務により発生する金属・ガラス・プラスチックなどの廃棄物は、可能な限りリサイクルします。

    廃バッテリー

    グループの車両から回収・交換されたバッテリーは、専門の業者によりリサイクルされ、新たなバッテリーとして再生されます。

    リトレッドタイヤの使用

    使用済みのタイヤを再利用したリトレッドタイヤを使用し、環境負荷を低減

    佐川急便では、保有するトラック車両の後輪にリトレッドタイヤを導入しており、2025年度は、約15,000本購入しました。リトレッドタイヤは、摩耗したタイヤの基礎部分を再利用して路面に接するトレッド部分に新しいゴムを貼り付けて製造されており、資源削減で新品対比約68%、CO2排出量では新品対比約64%の削減効果があります。
    リトレッドタイヤを使用することで、今後も環境負荷の低減に貢献していきます。

    リトレッドタイヤの環境削減効果

    新品タイヤを100%とした場合、リトレッドタイヤは32%となり、使用資源量を約68%削減できることを示す比較図。左側に新品タイヤが10個積まれている様子、右側にリトレッドタイヤが3個積まれている様子がイラストで描かれている。
    新品対比約68%の資源削減
    リトレッドタイヤを使用することでCO2排出量を約64%削減できることを示す比較図。左側に新品タイヤを表す灰色の円、右側にリトレッドタイヤを表す緑色の円が描かれており、灰色の円に比べ緑色の円の方が小さいサイズ感で表現されている。
    新品対比約64%のCO2排出量削減

    資料:更生タイヤ全国協議会 Webサイト参照

    ストレッチフィルム再利用の事例

    使用済みストレッチフィルムをごみ袋へとリサイクル

    輸送に使用したストレッチフィルムを再利用する取り組みを野添産業株式会社さまと進めています。使用済みのストレッチフィルムはこれまで産業廃棄物として排出していましたが、野添産業さまが佐川急便の拠点から回収したのち、ポリエチレン製ゴミ袋などの原材料として活用し、製造されたゴミ袋を佐川急便が購入しています。
    2025年度は、約56トンの使用済みストレッチフィルムをごみ袋へとリサイクルしました。今後もストレッチフィルムを再利用する取り組みを通じて、廃棄物排出量の削減を図っていきます。

    ストレッチフィルムの再利用スキーム

    ストレッチフィルムの再利用スキームフロー図 佐川急便の拠点から野添産業さまが使用済みストレッチフィルムを回収、使用済ストレッチフィルムを再利用したゴミ袋を購入

    製品化の流れ

    製品化の流れフロー図 回収された使用済みストレッチフィルム→野添産業さまの再生原料工場→再生された原材料→再生原料から製品化された100%リサイクルのごみ袋
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