アパレル製品の輸入を効率化。ベトナム工場から国内店舗配送まで事例・実績

株式会社オンワード樫山さま
(アパレルメーカー)
国際物流

高騰していく物流賃料、人件費が経営を圧迫!

長年お取引をさせていただいている中、2017年ころに国際調達物流に関する課題を伺いました。バリューチェーンを国内物流に留まらず海外にまで広げて考え、グループの現地法人であるSG佐川ベトナムのニョンチャックにある保税倉庫で検品、仕分けも行うスマート・インポート®を活用した今回の新システムをご提案しました。

課題

国内の物流センターの賃料が上昇。また、人手不足により人件費も高騰していました。

ご提案

荷物の流れを川上までさかのぼり、バリューチェーン全体でどのようなお手伝いができるかを考えました。

成果

海外の工場から国内の店舗までの国際一貫物流により、コスト削減も実現。さらに輸送品質は向上し、納期も安定しました。

物流作業の多くを海外移管しコスト削減!

グループの物流センターを拠点に、ベトナムに数社ある生産協力工場からスーツ等をハンガーに掛かった状態でミルクラン集荷(巡回集荷)。品質を維持するため、500基以上の専用ハンガーラックと日本への船便に使用するハンガー専用コンテナを導入され、センターにはICタグ読み取りシステムを4ライン設置。海外工場から店舗までの国際一貫物流により、輸送品質が向上し、納期も安定した運用が実現しました。

お客さまの声

コスト削減効果のほか、品質や納期の改善も実現!

株式会社オンワード樫山
執行役員 SCMグループ副グループ長 山内孝二さま

現在、年間約100万点のハンガーもの(ハンガーに掛けた状態で配送するもの)をベトナムから輸入していますが、2019年度は約4割に新システムを適用する予定です。現在は、中国で生産しているニットなどの段ボール梱包の商品にも、すでに適用しています。近い将来、ハンガーものすべてを新システムに切り替えると同時に、他の生産国にも波及させていくことが今後の目標です。

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