恩方第二小学校 自然体験学習

自然体験学習

2018.10.25

10月25日(木)、八王子市立恩方第二小学校の6年生14名が校外学習で「高尾100年の森」を訪れ、学校で学んだ生態系について実際の森で体験するプログラムを行いました。

動物の痕跡探し

最初に子どもたちが発見したのはイノシシが掘った穴。次にリスやネズミが食べたクルミの殻などの痕跡をいくつも見つけました。見つけたクルミの殻をマジマジと見つめ、どんな動物が食べたのかを予想し合う子どもたち。

さらに、沢沿いに移動してみるとアライグマの足跡やイノシシのヌタ場(泥の風呂場)を発見。子どもたちは初めてみるそれらの痕跡に驚きながら、動物の生態を身近に感じられる貴重な体験となりました。

誰が一番多く痕跡を見つけられたかな
クルミの食べ方が動物によって異なります。
きれいに割るのがリス、丸い穴をあけるのがネズミです。

見つけた痕跡をマッピング

その後、痕跡の場所をマップにまとめてよく観察してみると、クルミの木の周辺や沢沿いに多いことが分かりました。子どもたちからは「水を飲みに来た」、「手を洗いに来た」といった多数の意見が出るなど、痕跡の発見を通じて動物たちの生態に対する理解が深まりました。
今後、学校や自宅の周辺で動物の痕跡を見つけた際は、今日学んだ知識や経験が発揮されることでしょう。

積極的に意見を出してくれました
どんな痕跡があったかをマップにまとめました

わたしたちはこれからも動物にとって住みやすい環境づくり、子どもたちが生態系の観察や痕跡探しの体験などが行える森づくりを目指していきます。