第2回「高尾100年の森で里山ワーク」開催

自然体験学習

2016.07.30

7月30日(土)、第2回目となる「高尾100年の森で里山ワーク」(主催:公益社団法人環境生活文化機構)が開催されました。
今回は、「夏の里山整備」というテーマをもとに、ユース(高校生・大学生)約30名が参加しました。
プログラムの内容は、「夏の里山整備(フィールド整備・遊歩道づくりなど)」「間伐体験」の2つです。

まずはじめに「夏の里山整備(フィールド整備・遊歩道づくりなど)」を行いました。活動場所は、第1回目のプログラムで保全活動を行った場所から、さらにエリアを拡大して行います。
フィールド整備では、森林浴が楽しめる広場づくりとして、雑木などを切る「下草刈り」を行い、遊歩道づくりでは森の中の間伐材を道沿いに並べたり、沢に石を並べて渡れるようにしたりと、森の中で最も生態系が豊かな場所を散策できる遊歩道をつくりました。
ユースたちは、より良い広場や遊歩道をつくるために、一人一人が知恵を絞って取り組んでいました。

遊歩道づくりの様子
作業後の遊歩道

次に「間伐体験」を行いました。実際にチェーンソーを使って木を切る作業を、ユースたちは初めて見たそうです。切り倒された木はユースたちで運びましたが、思った以上に重く、ひとつの木を3~4人で力を合わせて汗を流しながら運んでいました。今後、その木を使って丸太のベンチをつくる予定です。
今回整備した広場に設置すると、さらに居心地のよい空間を共有できると思います。ユースたちが整備した広場や遊歩道の完成が楽しみです。

ユースたちで丸太運び

第3回目は、「里山ユース結集」プログラムです。ユースたちは、次回もどんな成長をみせてくれるのでしょうか。