「聞き書き甲子園」の研修会に協力

自然体験学習

2012.08.13

8月13日(月)、今回で3年目となる「聞き書き甲子園」(※)の研修会が高尾100年の森で行われました。

当日は全国から選抜された100名の高校生たちが、森の散策や間伐材を使った名札づくり、森の名人技を見学・体験するプログラムに参加しました。

(1)高校生たちが森に到着
(2)森の間伐材を使った名札づくり体験

「のぞいてみよう!森の歴史・森との暮らし」と題して、約40分かけて周遊道を歩きながら森の歴史や森との暮らし、そして現状の課題について学んでもらいました。普段なかなか自然に触れる機会が少ないこともあり、高校生たちは活発に質問するなど、高い関心を示してくれました。

(3)ポイントごとに講師が森のことについて説明

最後には、森の名人である小峰さんが「ぶり縄」を使った木登りと枝打ちを披露し、高校生たちはその見事な名人技を間近で見学し、驚きの声をあげていました。その後、代表の高校生が小峰さんのご指導のもと、「ぶり縄」を使った木登りに挑戦しました。

(4)高校生もぶり縄を使った木登りに挑戦

限られた短い時間ではありましたが、今回の研修が高校生たちの糧となり、今後の聞き書き実習に生かしてもらえればと思います。

また、8月11日(土)の研修会開会式において、これまでの協力に対し林野庁より感謝状をいただきました。

(5)主催者を代表し、林野庁より感謝状をいただきました
  • 聞き書き甲子園
    (農林水産省、文部科学省、環境省、共存の森ネットワークなど聞き書き甲子園実行委員会主催)
    全国各地の高校生が森や海、川の名手・名人を訪ね、知恵や技術、人生そのものを「聞き書き」し、記録する活動。その活動を通じて、高校生たちが新たな価値観に出会うことを目的としています。