環境への取り組み 森林/生物多様性の保全に向けた取り組み

森林保全

森林にはCO2の吸収や土壌流出の防止、水源の涵養(かんよう)、生物多様性の保全など、動植物が生きていく上で欠かせない機能があります。日本は森林資源が大変豊富な傍ら、木材の輸入自由化によって国産材の需要が縮小し、森林保全を担う林業業界は大変厳しい環境下にあります。
そのため、適度な時期の木々を間引く「間伐(かんばつ)」など充分な手入れがなされず、本来の機能が発揮できない森林が多く、課題となっています。

「佐川急便高尾100年の森(東京都)」では、人と自然が共生し、100年先も続く持続可能な里山を再生・保全する活動を2007年にスタートさせました。豊かな自然あふれるフィールドで、市民、大学などの教育機関や専門家、NPOなど多くの人たちと協働で、「脱温暖化に役立つ里山」「人と自然が共生する里山」の再生を「100年」という言葉に象徴されるゆったりとしたタイムスケールで進めています。

SGホールディングスグループが保有する森の広さ
「高尾100年の森」メインフィールド(東京都八王子市)

「高尾100年の森」メインフィールド(東京都八王子市)

春になると「高尾100年の森」に群生で咲き誇るニリンソウ

春になると「高尾100年の森」に群生で咲き誇るニリンソウ

次世代への環境啓発

自然体験学習

「佐川急便高尾100年の森(東京都)」では、里山での体験を通して「自然と人とのつながり」を学ぶことを目的に、次世代を担う子どもたちを対象にした自然体験学習を継続的に開催しています。2017年度は、約300名の子どもたちが参加。小学生は、自然体験などから生物の知識を学び、自然の魅力、生物の多様性の大切さを体感しました。高校生・大学生は、全6回のプログラムによる里山の保全体験などで、自ら考える力や問題解決力を養いました。これらの取り組みにより、東京都八王子市から環境教育等促進法に基づく「体験の機会の場」に認定。これは東京都として初の事例となりました。

里山保全体験の様子

里山保全体験の様子

自然体験学習の様子

自然体験学習の様子

環境出前授業

佐川急便は、小学校、幼稚園向けに環境出前授業を行っています。2017年度は全国でのべ261回開催、約21,000名が参加しました。「環境にやさしい荷物の運び方」というテーマのもと、子どもたちに環境保全の大切さを学んでもらうことを目的に、佐川急便の物流を通じたエコ活動や森林保全活動について、クイズや配達実演を交えて紹介しました。
また、さがわの森の間伐材を使用したネームプレート作り体験なども実施し、自然への親しみを感じてもらいました。

環境出前授業の様子1
環境出前授業の様子2

環境出前授業の様子

エコ絵画コンクール

ラッピングトラック

ラッピングトラック

SGホールディングスと佐川急便は、次世代の環境啓発を目的とした「全国エコ絵画コンクール」(後援:環境省)を、2014年から開催しています。2017年は「まもりたいみんなのちきゅう」をテーマに作品を募り、14,197点が寄せられました。
ここから入賞作56点、最優秀作品(環境大臣賞)2点を選出。最優秀作品は、佐川急便のトラックにラッピングデザインとして採用され、2018年3月から全国主要都市を中心に80台が走行しています。

「いつまでも きれいなままで」最優秀作品・低学年の部

「いつまでも きれいなままで」最優秀作品・低学年の部

「みつめれば ひらく 地球の未来」最優秀作品・高学年の部

「みつめれば ひらく 地球の未来」最優秀作品・高学年の部